フリーランスはどうやってスキルアップをすれば良い?

フリーランスには特定の領域の専門家として、高い専門性が期待されます。そして専門性を高めるためには継続的なスキルアップが必要ですが、会社員と違いフリーランスは組織に所属しているわけではないので、なかなか他の人がどうスキルアップしているのか知ることが出来ないものです。

そこで今回は、フリーランスのスキルアップについて紹介します。

フリーランスは、スキルアップも自己責任

会社員であれば社内や外部で開催されている研修に参加する機会が提供されていることが多く、研修を通じて業務に必要なスキルを身に着け、また最新情報をキャッチアップすることができます。さらに、入社何年目研修など入社年次に応じた研修や、管理職研修など階級に応じた研修を用意している企業もあり、自身で意識することなく自然とスキルアップできます。

また、組織であれば人事異動があり、部署異動や昇進といった方法でスキルアップを図ることが出来ます。また、主任、課長、部長と昇進していくことで、マネジメント能力を向上させることが出来ます。

会社員であっても自身でキャリアについて考え、必要なスキルを磨くこともありますが、人事部等で社員に必要なスキルを日々検討しきちんと設計している組織であれば、あまり意識しなくともスキルアップできる方法論が確立されているといえます。

一方でフリーランスの場合、組織が提供する系統だったスキルアップのシステムが用意されているわけでないため、自己責任で自身のスキルについて考えていかなければいけません。さらにフリーランスは正社員以上に専門性が求められる可能性が高いことから、スキルアップや最新情報のキャッチアップについても自身で積極的に取り組む必要があると言えます。

そのため、フリーランスとして活動するのであれば、スキルアップに関し、組織に属していた時との大きな違いについて認識しておく必要があります。

フリーランスでもできるスキルアップの方法

それでは、フリーランスでもできるスキルアップの方法について考えてみましょう。

スキルアップの前に、まず自分の強みと弱みを把握する

これまで自身が携わってきた業務、プロジェクトを振り返り、現時点でどのような強みと弱みを持っているのかを把握することが重要です。強みと弱みを可視化した上で、強みを今後さらに強化していくのか、または弱みを克服していくべきなのか、考え直すと良いでしょう。これらを考える上で、例えば、パーソナルビジネスモデルキャンバスを作成し、自身のセールスポイントを見つける方法もあります。
こういったツールを活用して自分の強み、弱みを把握することで、今後受注すべき仕事の方向性を発見できるかもしれません。

研修やセミナーに参加し、体系立てた知識・スキルを身に着ける

スキルアップのオーソドックスな方法として考えられるのが、研修やセミナーに参加する方法です。自身で研修費を負担する以上、研修の内容を一から十まで全てに吸収しようという意識が働くものです。より真剣度を高めるためにも、ある程度高額な研修・セミナーを選んで受講すると、より高い効果を得られるかもしれません。

研修やセミナーに参加することは、体系的に学ぶ機会を得ることにつながります。仕事のスキルは、どうしても順序立てて身に着けるのではなく、その場で求められる知識・スキルにフォーカスして学びがちです。そうすると、知識や仕事の進め方に偏りが生じてしまいます。
しかし、研修やセミナーを通じて学ぶことで、知識を体系立てて説明してもらえるので、偏りが発生せず順序立てて知識やスキルを身に着けることが出来るでしょう。

ちなみに、研修費は経費として計上できるため、領収書の発行を依頼することをお忘れなく!

同業種や異業種の交流会へ参加することで、人脈作りや情報交換

同業種や異業種の交流会に参加することで、スキルアップを図る方法もあります。フリーランスの場合、取引先や知り合いとの付き合いだけに交流範囲が限られてしまいがちです。しかし、意識して人脈作りをすることで、例えば知り合った方が働いている企業から仕事の相談を受けるなど、顧客獲得へと繋がることもあります。

また、そこで出会った人たちとの情報交換をすることで、業界の最新動向や、ビジネスのヒントを見つける機会を得られるかもしれません。

さらに、交流会への参加は、メンターのような相談できる存在を見つける場としても使えます。フリーランスになると、自身の仕事のやり方やキャリアについて相談できる人が限られてくるものです。交流会に参加し様々なバックグラウンドを持つ方と知り合うことが出来れば、相談できる人を増やすこともできます。

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ジャンルの異なる仕事など、受注する仕事を通してスキルアップ

フリーランスは、自身の専門性に応じて仕事を受注していきます。そのため、自身が確実に遂行できる仕事ばかりを選んでしまうと特定の領域の仕事に偏りがちです。そこで、自身の専門性の幅を広げるためにも、少しジャンルの異なる分野の仕事を受注することも、スキルアップの機会になります。

例えば、フリーランスのライターとして活動する場合、それまで化粧品を専門に執筆を行ってきた方が、少し幅を広げるために医療や食品のような他業界の記事に挑戦してみても良いでしょう。化粧品と医療や食品は、重なる部分も多くあります。また、重なる部分だけでなく、新しい業界について調べ・学ぶことで、知識を広げることも出来ます。

同じライティングという仕事であっても、取り組む記事が異なるだけで、身に着けられる知識が異なってきます。

まとめ

フリーランスとして活動する場合、スキルアップについて自ら積極的に行っていくことが継続的な受注につなげる重要ポイントの一つといえます。

日々の仕事に集中することも大事ですが、自身のスキルについて見直し、スキルアップを図る自己投資の活動も継続的に行うことが重要です。

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